風流夢之会

　公営競技は何でも参加するが、それぞれにそれなりの魅力がある。競馬はサラブレッドというからには血統が中心だが、、馬の走る姿の美しさはもちろんのこと、何といっても騎手をはじめとする関係者と馬が育む物語が魅力だ。競艇、オートレースはスタート時の緊張感と耳に響くエンジン音、活躍する選手が長期間にわたることが共通だが、そよ風の吹く夏の競艇場、火花を放つ夕暮れ時のオートレース場での五感への刺激はいいものだ。競輪は並びと展開の読みが中心で、人と人との絆が物語を作ってくれるのがいいが、競馬では起きようがない、ディープインパクトとアーモンドアイの対決などという世代間を超えた勝負が見られるのが何といってもいい。今日は岸和田での高松記念杯の決勝戦からの予想だ。２０代の選手が１人もいないのは寂しいが、何と５名が４０歳台なのは凄いことだ。最年長佐藤慎太郎選手はこれこそベテランというに相応しいが、成田、荒井選手の復活劇は敬意に値する。諸橋、園田選手も地味ではあるが実力者だ。さて５人の中から優勝者が出るかだが、５人とも追い込み選手で、可能性が一番高いのは逃げる小松崎の番手の佐藤で、古性、郡司がお互いをけん制するような展開なら有力だ。しかし、山田庸平が男気で逃げるようなことがあれば、荒井の番手からの先捲りも面白そうだ。地元の古性も気合十分で、郡司よりは先に仕掛けるとみた。いずれにしてもじっくりと楽しめるレースになりそうで、車券は、古性、佐藤、郡司の①③⑨の3連単ボックスに①③→③①→②④、①⑤→⑤①→⑧⑨、①⑨→①⑨→②⑤⑧
　さて、競馬だが、まずは東京のユニコーンS。ダート戦で３連勝のハセドンの追い込み脚も凄いが、ダート適性ならリメイク、コンバスチョンを上位に見たい。稍重馬場を想定すると、ダート戦初挑戦のインダストリアも気になる。③⑦→①②③⑤⑥⑦⑩⑮、①⑩→①③⑦⑩の馬単に、③⑦→①③⑦⑩→①②③⑤⑥⑦⑩⑮の3連単。
　ハンデ戦のマーメイドSは難解だ。１６頭立てで全馬4歳と５歳。それぞれの世代の代表ということで、４歳馬からスルーセブンシーズ、マリアエレーナ、５歳馬からソフトフルート、クラヴェルを抜擢だ。馬券は①③→①③④⑦⑨⑪⑫、⑪⑫→①③⑪⑫の馬単に、①③→①③⑪⑫→①③④⑦⑨⑪⑫の3連単。
　最後にWIN５だが、⑥⑨→⑦⑧→③⑩→①③→③⑦の３２点。

　ロシアのウクライナ侵攻。なぜ、和平工作を試みる国家なり国際機関が存在しないのか。よってたかって、戦争を長引かせ、ロシアの弱体化を狙っているのか。来週の宝塚記念に、勝負はとっておき馬連ボックスで楽しもう。ユニコーンS。①ー②ー③ー⑥ー⑦ー⑩ー⑪ー⑬　マーメイドS。①ー③ー④ー⑤ー⑥ー⑨ー⑪ー⑫　スーパーの野菜売場にサクランボが登場した。スイカはもう食べたし、季節はしっかりと移ろっていく。