風流夢之会

　春一番が吹き、いよいよ春本番の陽気になってきた。もう３月になったのだから、これが当たり前ということなのだろうけれども。さて、今週は土曜日に重賞が２つあるのに、日曜日は弥生賞のみだ。ということで前日予想でいくことにした。 　まずは、中山のオーシャンＳ。この１０年で、横山典が３勝、戸崎が２勝しているが、今年もこの２人は人気どころの馬に乗るので、馬券の絡みには注意しておくことが必要だ。ところで、馬柱を見ると、この２頭を含めてダイワメジャー産駒が４頭もいるではないか。１番人気になりそうなレーヌミノルとの３頭での上位独占もあるかもしれないが、逆転候補にＭデムーロのダイメイフジを狙おう。④⑩⑮→③④⑩⑪⑬⑭⑮の馬単に、④⑮→④⑩⑮→③④⑩⑪⑬⑭⑮の3連単。 　阪神の桜花賞トライアル、チューリップ賞はラッキーライラックの一本かぶりの様相だ。オルフェーヴル産駒で先々も期待できそうだが、負けるとすれば今回かもしれない。ただ、ここで負けて本番で外国人ジョッキーに乗り替わりになってしまいそうなのは、あまり見たくない。もちろんのこと、ここを勝っての乗り替わりはもっと見たくないのだが。逆転候補はリリーノーブルだが、戸崎から武豊に乗り替わったマウレアも気になる。⑤⑨→①③④⑤⑧⑨と④→③⑤⑨の馬単に、⑤⑨→③④⑤⑨→①③④⑤⑧⑨の3連単。 　最後に明日の弥生賞。ディープインパクト産駒が３頭出走してきたが、いずれも人気上位馬だ。無敗で勝ち方のいいダノンプレミアムとワグネリアンの走りをじっくりと見ておきたいレースだ。中山コース向きなのはダノンプレミアムの方だろうが、ワグネリアンがここを勝つようならダービーまで一気に行ってしまうかもしれない。いずれにしても、本番も外国人ジョッキーに乗り替わらないでほしいものだ。⑧⑨→①③④⑧⑨⑩、 ①③→⑧⑨の馬単に、⑧⑨→①③⑧⑨→①③④⑧⑨⑩の3連単を買おう。堅く収まりそうな気がしないでもないが。

３月だというのに、夏日になった地域もあるようだ。満開になった桜の報道が毎日のように伝えられているが、１週間ほど前まで満開だった辛夷の花はもうすっかり花を落としてしまっている。季節の移ろいは実に早いものだ。先日、スーパーマーケットで北海道産のつぶ貝を見つけ、捌いて生のまま酒の肴にしたのだが実にうまかった。ながらみも売っていたがこちらは高いので買うのを躊躇ってしまった。スーパーの店先も春を感じさせてくれるのだが、さて、今日は何を探しにいこうかな。 　土曜の中山メインはダービー卿チャレンジＴだ。マルターズアポジーがいつものように逃げるのだろうが、ハンデ頭の中山マイル戦での外枠発走ではさすがに厳しいだろう。マイルを中心に走っているレッドアンシェルが展開的にも有利と見ているのだが。逆転候補としては、中山コースに相性のいいグレーターロンドンに、軽量馬で前に行くテオドールあたりが何となく気になるのだ。②④→①②③④⑥⑨⑬と⑥→②③④の馬単に、②④→②③④⑥→①②③④⑥⑨⑬の3連単。 　ドバイではＧⅠが４戦あり、何と日本馬が１０頭も挑戦している。馬券は発馬していないがＧⅡのゴドルフィンマイル、ＵＡＥダービーにも出走馬がいるようだ。７Ｒのターフは２年連続日本馬が勝利しているが果たして３年連続があるのかどうか。ヴィブロスの２年連続も期待されるが、レーティング１位のネオリアリズム、地元のブレアハウスの走りにも注目して観戦しようと思う。８ＲのシーマクラシックはＧⅠ馬３頭が出走している。１頭は連に絡むと思うが、やはり４歳馬のレイデオロを上位に見るべきだろう。凱旋門賞２着のクロスオブスターズ、イギリスのポエッツワード、地元のホークビルあたりとの勝負がみものだ。最高賞金の９Ｒワールドカップのアウォーディーはさすがに厳しいだろう。ダートならやはりアメリカの馬から狙うべきなのかと思っているのだが。明日の大阪杯もあるし、少しばかりの観戦代で楽しもうと思う。