風流夢之会

　今年の春一番はまだなのだろうか。今週中には吹きそうな気がするが、一足早く競馬の世界では嵐が吹き続けている。先週から重賞レースでは圧倒的な一番人気馬が勝てない。昨日もあのジョワドヴィーヴルが負けた。この時季は馬の体調の維持管理が難しいことに加え、クラシックレースのステップでもあり勝負すべきではないのかもしれない。しかし、参加せず黙ってみていることは到底できないんだから、負けてもしょうがないとあきらめるしかない。
　皐月賞トライアル弥生賞は、１番人気でもアダムスピークから狙う。前走でも狙って的中した相性のいい馬で外すことはできない。⑫から②④⑧⑩⑬に馬単と3連単で流す。押さえはトリップ②から④⑧⑩⑫⑬の馬単。
　リニューアルした中京競馬場の中日新聞杯はハンデ戦で難解なレース。人気もそれなりに割れ、得てして人気馬どうしの決着でも結構配当がつくことがある。ダノンバラード⑰から①④⑬⑯の馬単を買う。今日は福永が昨日と先週の雪辱を晴らすとみた。気になるのは軽ハンデ関東馬の５２ｋｇコロンバスサークルで、④から①⑬⑯⑰も押さえておく。
　今週のＷＩＮ５は固めのところを３２点。①⑧→①②→①⑰→④⑭→②⑫でどうだろうか。
　最後に、熊本の競輪ダービー。展開は初出場の岡田に有利だが深谷のまくり一発が決まりそうな気がする。②③④の3連単ＢＯＸは買うとして、久しぶり小嶋の出来も良さそうなので、⑧も絡めて楽しむとする。

　今日は３月１１日。忘れることのできないあの大地震からちょうど１年経った。震災後は、まだまだこれからも続くが前を向いていくしかない。
　さて、このところの当コラムの予想は惨憺たる結果である。狂風氏ともども大いに反省して出直したいものである。
　中山は牝馬の１，８００ｍハンデ戦。これだけで当たりそうもない感じがする。また、上位人気馬も割れそうである。ところが、このレースはヴィクトリアＭを見据えた前哨戦で、本番より前哨戦の実績が断然の馬がいるではないか。休養明けの実績もあり、５５．５ｋｇの斤量も何とかなるはず。人気でも、まずは⑮ホエールキャプチャから②④⑬⑭へ馬単を買う。押さえに、こちらも人気になってしまうだろうが前走が強かった、⑭ドウナウブルーから②④⑬⑮の馬単。
　阪神は桜花賞トライアルの１，４００Ｍフィリーズレビュー。このレースはどうもトライアルレースの感じがしない。過去の結果を見てもこのところの勝ち馬は桜花賞を勝っていないし、ここを本番と考えるスプリンターが狙い目であると睨んだ。また、人気馬２頭は関東馬で、ついこの前にもあったが、こうしたレースは関西馬に狙い目をつけるべきであろう。
ということで、ここが勝負のファインチョイス⑦から②④⑧⑯の馬単。ホエールキャプチャに騎乗しなかったんだから池添も頑張ってくれるはず。押さえはアイムユアーズ④から②⑦⑧⑯。
　ＷＩＮ５は、⑥⑭→①⑧→⑨⑫→④⑦→⑭⑮の３２点。１番人気馬を消したレースが多いので、ＷＩＮ５どころか初のＷＩＮ０かもね。

　誰でも予感することがあるが、それは結果が出てから確認できたことに他ならない。結果が違った場合には予感したことは忘れてしまっている。人生のみならず、勝負事にも予感はつきものだが、投票を終了してから買っていない馬が気になり嫌な予感がし、結果としてその通りになることが多い。まだまだ修行が足りない。
　中山は皐月賞トライアルのスプリングＳ。どうやら今日も重馬場での競馬になりそうだ。前走は信じられない負け方だったが、今度こそディープブリランテが実力を発揮してくれるはず。今回は逃げ馬の後につけて正攻法の競馬をする。ということで、まずは⑨から③⑪⑫⑭の馬単と3連単。一応ＧⅠ馬アルフレードからの⑪→③⑨⑫⑭の馬単も押さえておく。バンザイが逃げるのか、ゼロスが逃げるのか展開も気になるが、まさか逃げ切ってしまうことはないだろうな。嫌な予感がするんだが。
　西は３，０００ｍの阪神大賞典。今年初めての三冠馬、いや四冠馬オルフェーヴルがどういう走りをするかが見所のレース。面白味はないが買わずに見ているのはさらに面白味がないので⑫→①②④⑩の3連単を買っておく。穴なら同世代ギュスターヴクライの一発。オルフェーブルに勝てるとしたら今回しかないかもしれない。①から②④⑩⑫の馬単。
　ＷＩＮ５は③⑦→①②→①④→①⑫→⑨⑪の３２点。今回は比較的堅そうな予感がするのだが。